オズマピーアールの調査、現状の広報活動に関して「上手くいっているものがない」22.8%

オズマピーアールの調査、現状の広報活動に関して「上手くいっているものがない」22.8%

株式会社オズマピーアール(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中尾敏弘、以下オズマピーアール)は、2024年5月17日、企業広報活動実態調査を発表。5人に4人が広報活動によるコーポレートブランディングを重要視している中、50%以上が現状の活動に課題を感じ、22.8%が「広報活動がうまくいっているものがない」と回答したとした。

同調査は2024年2月に実施。日本国内企業で広報組織を立ち上げて5年以内の広報担当者200人を対象とした。

オズマピーアールでは、アンケートの結果を踏まえ、企業広報活動全般に対応できる「統合ヒジネスデザインチーム」を本年度より発足し、実調査のみならず、企業価値向上への貢献を目指す。

自社の広報活動は「上手くいっていないという」という回答が20%を超えているという結果は、広報活動がコーポレートブランディングを重視している状況にありつつも、担当者が活動自体にフラストレーションを感じているという、日本におけるPR活動の難しさがうかがえる。PRとはPublic Relationsであり、企業の宣伝に特化した活動ではなく、IRやHRなど総合的にステークホルダーと良好な関係を築くための活動・手段であり、PR専門家の需要がその辺りにあるということだろう。のPR会社が企業の広報担当者たちの課題解決に寄与できることが期待される。

【企業広報活動実態調査 】調査概要

調査目的広報組織立ち上げ5年以内の広報担当者の広報活動の実態を把握する
調査手法 インターネット調査
対象地域 日本全国
調査時期2024年2月下旬
調査対象者20~69歳の男女 
外部インターネット調査会社パネルに対してスクリーニング調査を実施。
下記条件該当者を本調査の対象者とし、200名から回答を集めた。
●広報IR・人事・総務・経営企画部署所属者かつ、その所属部署の広報活動期間1~5年目

(Vivian Y)

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